債務整理専用フリーダイヤル
0800-2223160
借金の相談は無料です。忍忍忍! 債務ゼロ!
例えば、現在の残高が50万円である方
1)毎月1万円ずつ返済し、利息がゼロであれば、
返済回数 = 50回 = 4年2ヶ月
初回利息 = ゼロ 初回元本充当額 = 1万円 返済総額 = 50万円
2)毎月1万円ずつ返済し、利息が法定内の18%であれば、
返済回数 = 94回 = 7年10ヶ月
初回利息 = 7,500円 初回元本充当額 = 2,500円 返済総額 = 93万1,118円
3)毎月1万円ずつ返済し、利息が利息制限法に違反する29.2%であれば、
返済は終わりません。それは初回の月当たり利息だけで12,167円になるので、
1万円の返済では、利息さえも支払えないのです。
返済された金額は、民法では原則、損害金→利息→元本の順に充当されることになり
ます。
4)では、毎月2万円ずつ返済してみましょう。利息がゼロであれば、
返済回数 = 25回 = 2年1ヶ月
初回利息 = ゼロ 初回元本充当額 = 2万円 返済総額 = 50万円
5)毎月2万円ずつ返済し、利息が法定内の18%であれば、
返済回数 = 32回 = 2年8ヶ月
初回利息 = 7,500円 初回元本充当額 = 12,500円 返済総額 = 63万1,396円
おや、気付きましたが?
2)と比べてみてください。毎月の返済金額を1万円から2万円にしたところ、
金額を2倍にすることで、完済までの回数は大体3分の1になりますね。完済までの支
払総額は、大体3ぶんの2ですね。
それは、2)の場合、元本が2,500円、2,538円、2,576円・・・ずつ減っていくのに比
べて、5)の場合、原本は12,500円、12,688円、12,878円・・・ずつ減るからです。
なるべく多く返済した方が、完済までの支払総額は小さくて済みます。
6)毎月2万円ずつ返済し、利息が利息制限法に違反する29.2%であれば、
返済回数 = 39回 = 3年3ヶ月
初回利息 = 12,167円 初回元本充当額 = 7,833円 返済総額 = 77万9,758円
5)に比べて、15万円弱多く取られていますね。この差額が払いすぎた利息です。
われわれ認定司法書士はこの払いすぎた金額を取り戻します。本来法定利息分を支払って
いれば、39回も支払う必要はなく、32回目には完済していたはずです。
つまり、7回分は支払わなくてよかったのです。
払いすぎた利息には、さらに利息を付けてもらうように交渉します。
充当理論、分断理論、時効、相殺理論・・・業者とは法律上争うべき争点がさまざまあ
ります。
業者と専門家の争いはつねに続いています。判例は日々変わります。
いま、業者は過払い訴訟の増加を理由に、どんどん業務縮小、廃業しています。
そして、たいして資産のない会社をつくり、返還請求に対しては開き直り、わずか1%、
2%の和解金額を提示する業者もいます。
過払いは早めに解決しないと、日々取戻しが難しくなっているのが現実です。
7)話を戻しましょう。6)のケースで返済していた方が、返済が苦しくなったと業者に連絡
を入れました。
業者は、「そうですね~、大変そうだから、15,000円でいいですよ。」と言いました。
さて、みなさん、この場合、毎月の返済が低くなったと単純に喜んでもいいのでしょうか?
返済回数 = 70回 = 5年10ヶ月
初回利息 = 12,167円 初回元本充当額 = 2,833円 返済総額 = 103万9,843円
不思議ですね。2万円を15,000円にしただけなのに、完済までの回数は、2倍弱になって
しまいました。支払総額もとうとう100万円を超えてしまいました。元は50万円の借入れ
だったのに。。。
8)6)のケースで返済していた方が、何度も催促を受け、支払いができないと告げると、
業者は、「利息だけでも払ってくれたら、、、13,000円なら何とかなりますか?」と
言ってきました。この場合、、、もう計算するのも恐ろしいですね。遅延損害金は考慮
せずに計算してみます。
返済回数 = 115回 = 9年7ヶ月
初回利息 = 12,167円 初回元本充当額 = 833円 返済総額 = 148万5,537円
15,000円の返済と13,000円の返済なのに、支払総額は約100万円が、約150万円になっ
てしまいました。業者は貸し出したお金の利息で利益を出しています。借入れをした方
の中でも、毎月低い金額をコツコツと返済する人の方が、業者にとっては、いいお客さん
なのかもしれません。
債務整理専用フリーダイヤル
0800-2223160
借金の相談は無料です。忍忍忍! 債務ゼロ!
費用については、右上の「料金一覧」をご覧ください。
また、費用の詳細説明についてはこちらをクリックしてください。